銀行 bank 2004 2 15
最近の銀行は、仕事を変えたのかもしれない。
いつの間にか、銀行の主要な仕事は、国債を買うことになったらしい。
今日(2/15)の日経新聞には、このような記事があります。
「銀行の国債保有 最高に」
「93兆円 昨年3割増」
「民間に資金流れず」
「資金需要の低迷で、企業向けの融資は、前年割れが続いており、
実体経済に、資金が流れていない。」
「ある銀行は、『民間の資金ニーズが乏しく、
集まった預金を、国債に投資しているのが現実』と話す。」
最近では、
大企業は、株式市場から資金を調達し、
新興企業も、株式市場から資金を調達するようになりました。
銀行から、お金を借りると、お金を返す必要がありますが、
株式市場から、お金を借りると(株を発行)、お金を返す必要はありません。
もちろん、投資家には、配当金を払う必要が出てくるでしょう。
このように、環境が変化した今は、
銀行の主要な仕事は、国債を買うことかもしれない。